nissi氏作のUE用リケーブル
さて、久しぶりにレビュー記事を書きたいと思います。
イヤホンやヘッドホンではなく、ケーブルについてです。
私のBLOGは基本的に吊るしの状態でのレビュー記事を基本としていますが、今回は、偶然?にもnissi氏作のUE用リケーブルをお借りすることが出来たため、記事にさせていただきたいと思います。
尚、現在、このケーブルは一般には販売されておらず入手することが出来ませんことをお断りしておきます。
まず、漠然とした全体のお話
普段、Null Audio StudioのThe Enyo Silver Upgrade/Custom Cable を使っている状態で、標準ケーブルに戻すと、まず感じることは低音域が強くなり音場が広くなっていることを感じます。
また、音域全体の粒立ちは減衰傾向で解像度、分解能共に悪くなっていることがわかります。
ケーブル1つで音の傾向が変わるのはわかっていたけど、正直これほどの差が出るとは思っていませんでした。
NULLを使ったら標準ケーブルには戻れない・・・・と言うのがここまでのお話です。
さて、今回、レビューするのは、
nissiの工作メモというBLOGをやられているオーナー様が作成したケーブルです。
また、現在手に入れることが出来ないケーブルとのことで貴重な1本をお借りいたしました。
(しつこいけど・・ だってもう手に入らないんだもん)
これ以降、10Proの標準ケーブルをベースにいろいろ感じたことを書いていきたいと思います。
では、ケーブルの写真

マクロで撮ったらピントが甘く;;
とても丁寧に作られているケーブルです。 10Proに刺すと少し端子が余りますがWestoneやJH AUDIOのカスタムIEMではちょうどよくなります。
肝心の音について、書いていきます。
まず、音域全体が引き締まります。音の粒立ちがかなり良くなり1音、1音が混ざることなくきっちり鳴っていきます。解像度、分解能、音の粒立ち何をとっても標準ケーブルから劣るところは一切なくランク的に言うと2,3ランクアップしていると言っても過言でないないと感じます。また、手持ちのNULLと比較してもかなりのものと感じます。
音域について
低音域
通常通り出ていると思いますが、質がかなり異なります。硬質感、音の立ち上がり、粒立ちなど次元が全く異なり、曇ることなくしっかり鳴っていると思います。
中音域
ここが一番驚いた音域です。
この音域の音場感は10Proの特徴であり欠点と言われてる遠目の音場、少しボーカルが引っ込んでるように感じる音域なのですが、このケーブルは音場の引っ込み感をあまり感じることがありません。
高音域
この音域も10Proが得意な音域で、抜けの良さや音の分離が優れている音域だと思うのですがこの音域もさらに磨きが掛かった感じで、さらに解像度、分解能が上がって音数が増えれば増えるほど分離の良さを感じます。
まとめ
このケーブルは、現在入手することが出来ません。また入手できたとしても高価なケーブルなことは間違いありません。しかし、正直、10Pro + NULLで結構満足していたにも関わらず、このケーブルに差し替えた途端、別次元の音が鳴りだすことに驚きました。
一言で言うと化け物です。ただ、これは聴いてみないと絶対にわからない感動なことも間違いありません。
今回は、お借りしたケーブルなのでこのまま使い続けることはできませんが、もし、再販されるようなことがあったら間違いなく入手するケーブルになると思います。このケーブルで使うために専用の10Proをもう1基用意したいくらいです。(ケーブルの抜き刺しを多くすると、本体が壊れるので・・・w)
余談:
このケーブルは、WestoneやJH AUDIOのカスタムIEMにも使えるということでWestone ES5に刺してみました。
ユニット自体がかなりの高解像度、分解能を持ち合わせているイヤホンなことと、元々付属しているケーブルの質は決して悪い部類じゃないことから、元々解像度や分解能が高いところにケーブルでさらに磨きを掛けるため効果自体はもちろん感じることはできますが、10Proほど絶大な効果というわけににはいかないように感じました。
イヤホンやヘッドホンではなく、ケーブルについてです。
私のBLOGは基本的に吊るしの状態でのレビュー記事を基本としていますが、今回は、偶然?にもnissi氏作のUE用リケーブルをお借りすることが出来たため、記事にさせていただきたいと思います。
尚、現在、このケーブルは一般には販売されておらず入手することが出来ませんことをお断りしておきます。
まず、漠然とした全体のお話
普段、Null Audio StudioのThe Enyo Silver Upgrade/Custom Cable を使っている状態で、標準ケーブルに戻すと、まず感じることは低音域が強くなり音場が広くなっていることを感じます。
また、音域全体の粒立ちは減衰傾向で解像度、分解能共に悪くなっていることがわかります。
ケーブル1つで音の傾向が変わるのはわかっていたけど、正直これほどの差が出るとは思っていませんでした。
NULLを使ったら標準ケーブルには戻れない・・・・と言うのがここまでのお話です。
さて、今回、レビューするのは、
nissiの工作メモというBLOGをやられているオーナー様が作成したケーブルです。
また、現在手に入れることが出来ないケーブルとのことで貴重な1本をお借りいたしました。
(しつこいけど・・ だってもう手に入らないんだもん)
これ以降、10Proの標準ケーブルをベースにいろいろ感じたことを書いていきたいと思います。
では、ケーブルの写真

マクロで撮ったらピントが甘く;;
とても丁寧に作られているケーブルです。 10Proに刺すと少し端子が余りますがWestoneやJH AUDIOのカスタムIEMではちょうどよくなります。
肝心の音について、書いていきます。
まず、音域全体が引き締まります。音の粒立ちがかなり良くなり1音、1音が混ざることなくきっちり鳴っていきます。解像度、分解能、音の粒立ち何をとっても標準ケーブルから劣るところは一切なくランク的に言うと2,3ランクアップしていると言っても過言でないないと感じます。また、手持ちのNULLと比較してもかなりのものと感じます。
音域について
低音域
通常通り出ていると思いますが、質がかなり異なります。硬質感、音の立ち上がり、粒立ちなど次元が全く異なり、曇ることなくしっかり鳴っていると思います。
中音域
ここが一番驚いた音域です。
この音域の音場感は10Proの特徴であり欠点と言われてる遠目の音場、少しボーカルが引っ込んでるように感じる音域なのですが、このケーブルは音場の引っ込み感をあまり感じることがありません。
高音域
この音域も10Proが得意な音域で、抜けの良さや音の分離が優れている音域だと思うのですがこの音域もさらに磨きが掛かった感じで、さらに解像度、分解能が上がって音数が増えれば増えるほど分離の良さを感じます。
まとめ
このケーブルは、現在入手することが出来ません。また入手できたとしても高価なケーブルなことは間違いありません。しかし、正直、10Pro + NULLで結構満足していたにも関わらず、このケーブルに差し替えた途端、別次元の音が鳴りだすことに驚きました。
一言で言うと化け物です。ただ、これは聴いてみないと絶対にわからない感動なことも間違いありません。
今回は、お借りしたケーブルなのでこのまま使い続けることはできませんが、もし、再販されるようなことがあったら間違いなく入手するケーブルになると思います。このケーブルで使うために専用の10Proをもう1基用意したいくらいです。(ケーブルの抜き刺しを多くすると、本体が壊れるので・・・w)
余談:
このケーブルは、WestoneやJH AUDIOのカスタムIEMにも使えるということでWestone ES5に刺してみました。
ユニット自体がかなりの高解像度、分解能を持ち合わせているイヤホンなことと、元々付属しているケーブルの質は決して悪い部類じゃないことから、元々解像度や分解能が高いところにケーブルでさらに磨きを掛けるため効果自体はもちろん感じることはできますが、10Proほど絶大な効果というわけににはいかないように感じました。